おいしく読める、バウムコラム


バウムクーヘンは、何もかけず、何も飾らず、そのまま味わうのが一番いい──真のバウム好きなら、きっと多くの人がそんな風に思うことでしょう。
でも、たとえばごくごく普通のスポンジケーキを土台にしたデコレーションケーキと、ごくごく普通のバウムクーヘンを土台にしたデコレーションバウムを純粋に食べ比べたら、じつはデコバウムのほうが断然おいしいのではないか。私は常々、そんな風に思っていました。もともとバウムが好きだ!という人なら、この考えには共感していただけるのではないでしょうか。
私の友人に、「彼氏のバースデイには毎回バウムクーヘンを買ってきて、思いっきりデコレーションして一緒に食べる」という人がいます。「なんでバウムクーヘンなの?」と問うと「彼がバウム好きだし、実際バウムケーキはすごくおいしいから」と友人。お菓子作りがさほど得意ではない彼女ですから、「ケーキの土台から手作りすると面倒だし、出来合いのおいしいバウムを買ってきたほうが間違いないから」という理由もあるようです。土台に手がかからない分、デコレーションを凝ったものにできる、とも話していました。
高価なバウムや、行列のできる有名バウムを使う必要はないのです。もちろん、そういうのを使ってもよいけれど、スーパーやコンビニでも買えるお手軽バウムを使っておいし〜いデコバウムを作り上げられるなら、それにこしたことはありません。
というわけで、バウムクーヘン・テレビ編集部のファミリーで集まって、ずっとやってみたかった「手作りデコバウムパーティ」を開催することに!せっかくやるからには、ただ「生クリームとフルーツをトッピングしました」というようなありがちなものではなく、バウムならではの形状、つまり、あの「穴の開いたカタチ」を活かしたデザインができないものかと思いました。というわけで、お菓子作りのプロである友人にデコレーションを依頼したのです。